最近では熟年離婚も多く見られるようになってきましたが、離婚するにあたり、メリットとデメリットを予め把握しておくことは重要になってきます。
特に熟年離婚するような夫婦は年齢的にも中高年に差し掛かっている現実もあり、再スタートが難しいこともありますから、若年夫婦と比べると慎重な判断が求められるのではないでしょうか?
そこで今回は、「後悔する?熟年離婚のメリットとデメリットを徹底解説」というテーマでお送りさせていただきますね!
熟年離婚のメリットとは?
熟年離婚のメリットとしては次のようなことが挙げられます。
- 結婚生活の悩みから解放される
- 自分のお金を自由に使える
などですね。
結婚生活の悩みから解放される
円満な家庭を築いている人にとっては関係のない話かもしれませんが、結婚生活を長く続けていく中でパートナーに対して多少の不満を感じることは決して珍しくありませんし、パートナー以外にもその親等との関係を上手く築けずに悩んでいる方も少なくないのが現状です。
多くの熟年夫婦にありがちなのはそうした不満等を我慢しながら生活しているといったことで、不満や悩みを抱えたままの生活は当人に多大なストレスを強いてしまいますから、離婚することによってこれらの悩みから解放されるというのはメリットに挙げられるのではないでしょうか?
自分のお金を自由に使える
また、自分のお金を自由に使えるというのもメリットに入ってくるでしょう!
これは自分に収入があった場合の話にもなってくるのですが、結婚している状態だとパートナーに相談もなく、自由にお金を使うことは難しくなってきますから、自分で稼いだお金であるにも関わらず、自分の好きなことに費やせないという問題が出てきます。
しかし、離婚してしまえばパートナーに相談する必要はありませんから、自分のお金に関しては自由に使うことができるようになりますよね?
その意味では間違いなくメリットの一つに挙げられますし、何よりも家庭を持っているとお金のやりくりを始めとして自由が限りなく制限されますから、束縛から解放されるという点でも大きな意味を持つのではないかと思いますよ!
熟年離婚のデメリットについて
熟年離婚のデメリットについては次のようなことが挙げられます。
- 家事をやってくれる人がいなくなる
- 老後の生活に対する不安
- 病気になっても世話してくれる人がいない
などですね。
家事をやってくれる人がいなくなる
離婚後に家事に困るというと男性の食事が偏るイメージが強いかと思われますが、家事と一言で言っても洗濯や掃除に関する問題も出てくることが予想されますし、女性側も力仕事を始めとした男性がやる役割をしなくてはならなくなりますので、家事全般において男女問わず、困ることになるのは間違いないのではないでしょうか?
ましてや熟年夫婦だったことを踏まえると家事全般を一人でこなすのは若い頃と比べ、想像以上に大変ですから、手が足りなくなるという意味で家事をやってくれる人がいないのはデメリットに挙げられるかと思います。
老後の生活に対する不安
また、老後の生活に対する不安もデメリットに挙げられますね。
老後の生活に対する不安というと漠然としていますが、イメージしやすいところで言えば、孤独な生活を送ることになるといったことはデメリットの最たるものではないでしょうか?
近年言われている社会問題として孤独死といったことも取り上げられているのですが、ただでさえ、老後、周囲の人との関わりは少なくなることが予想される中、離婚してしまい、一人になってしまうと孤独を強く意識しながら生きていくハメにもなりかねません!
夫婦生活を送っている時ならまだパートナーがいてくれるからいいものの、離婚してしまった場合、近い将来、孤独になってしまう可能性が高いことは間違いなくデメリットの一つになるでしょう!
病気になっても世話してくれる人がいない
熟年離婚を考えている時にデメリットとして一度は浮かぶであろうことがこの問題で、この先、病気等になってしまった際、看病してくれる人がいないという不安が出てきます。
この場合でもお金に余裕があるのであれば、介護人を雇う形で対処できる話ではあるのですが、お金がない場合にはそれも出来なくなりますし、何よりも介護人を雇ったからといって十分な介護をしてくれるかどうかは正直、怪しい部分も出てくるかと思いますね。
実際問題としてパートナーがいれば、手厚い介護をしてくれるかもしれませんが、介護人はあくまでも雇われの身であり、もっと言えば他人ですから、十分な介護が受けられるかは相手次第の面が強くなりますし、結局のところ、家族以上に世話してくれる人はいないと考えていいでしょう!
その意味では自分が病気をしてしまった時などの介護に対する不安も一つ、デメリットに入ってくるのではないでしょうか?
以上、「後悔する?熟年離婚のメリットとデメリットを徹底解説」についてでした。
熟年離婚のメリットとデメリットを考えていくとデメリットの方が現実的な問題として挙げられますので、後悔せずに離婚するのは難しいというのが実際のところではあります。
家事に関してはまだ対処可能なレベルですが、老後の孤独や病気の時の対処などについて十分に対応するのは困難と言わざるをえませんから、なるべくならば熟年離婚は避けた方がいいかもしれませんね。
熟年離婚を否定するわけではありませんが、するのであれば今回ご紹介したようなリスクを踏まえた上で行うようにしていただければと思いますよ!
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