赤ちゃんが生まれて家が幸せに包まれているはずなのに、夫の様子がなぜかおかしい……そんな疑問を抱く女性は、少なくないようです。テレビのニュースや情報番組でも、芸能人や政治家のそういった「浮気」が報じられ、余計に不安を感じてしまいますよね。
出産後、なぜ浮気をする男性がいるのでしょうか。また夫が浮気をしているのではないかと不安に感じたり、疑念を抱いたりしたとき、妻がどう行動すべきなのかを調査しました。
産後に浮気をしてしまう4つのきっかけとは?
産後に浮気をしてしまう男性には、大きく分けて4つのきっかけがあると言われています。では、どんなきっかけで浮気に走ってしまうのでしょうか。
出産後の妻に女性ではなく母性を感じてしまう
よくある例としては、出産後の妻に対して、性的欲求を抱く「女性」ではなく、「母性」を強く感じてしまうというものです。立会い出産で感動とともに衝撃も大きかったという人もいます。また授乳する姿を見て、妻の妊娠前とは変わってしまった胸に「女性」を感じなくなってしまったという人もいるようです。
産後妻に夜の生活を断られ我慢が限界になった
産後1ヶ月は、赤ちゃんを産んだばかりのママにとってまるで戦場のような日々の連続です。3~4時間ごとの授乳、ひっきりなしのオムツ替え、横にしたとたんに泣きわめく赤ちゃん……寝不足と貧血でフラフラになりながら、延々抱っこし続けるというママも多いですよね。夜の授乳が無くなるまではだいたい半年ほどかかります。
しかし夜の授乳が無くなったとたんに、今度は夜泣きが始まる子もいます。また赤ちゃんママは自由に外出もままならず、お酒もコーヒーも飲めません。
ストレスと寝不足、忙しさと孤独で爆発しそうになっています。そんな時、夫に夜の生活を迫られても、ぐったりしてそんな気になれないという女性が多いのです。しかし断られた夫は我慢が積み重なっていきます。いずれ限界になって、家の外に癒しを求めてしまうというケースです。
赤ちゃんばかり構って自分の世話をしてもらえない
赤ちゃんが生まれても、すべての男性がすぐに「父性」が芽生えて父親になれるわけではありません。毎日お世話をし、赤ちゃんとのきずなが生まれて、だんだん父親として成長していくのです。しかし中にはまったく父親としての自覚がない父親もいます。
「赤ちゃんに家族や妻を取られた」と感じてしまう、「赤ちゃん返りする夫」がいるのです。そういった夫は、赤ちゃんばかり構う妻には癒しを求められず、外に癒しを求めるようになります。そして結果的に浮気をしてしまうのです。
赤ちゃんの夜泣きや妻の愚痴が耐えられなかった
毎日残業で疲れて帰り、土日も休日出勤があるような多忙な夫にとって、家は思い切り眠れる安住の地だったはずです。しかし赤ちゃんが生まれてから、そうはいかなくなります。赤ちゃんは夫の都合も考えずに甲高い声で泣きわめきます。
また日中は人と会話することもできないワンオペ育児ママは、夫の帰りを待ち構えて愚痴を言います。そうしなければ、いずれママの心の方が破たんしてしまうでしょう。それほど、赤ちゃん育児をひとりきりで行うことはストレスフルなのです。
しかし疲れ果てた夫にすれば、それも苦痛な騒音になってしまいます。家に帰りたくない、という気持ちが高じて、浮気に走ってしまうパターンです。
産後の浮気原因が妻の場合はこんな改善を!
産後に夫の態度に異変を覚え、浮気が疑われるようなときは、まずこれまでご紹介した「理由」を参考に、妻の方からほんの少し歩み寄ってみましょう。育児はとても大変ですが、離婚となるとますます大変です。
近年「産後クライシス」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。産後クライシスとは、上記のような理由や夫の育児不参加・浮気などが原因で夫婦仲が一気に凍結してしまうことを指します。実は赤ちゃんが2歳になるまでの期間が、もっとも離婚率が高いとされているのです。
大変でも数回に1回はお相手するように改善する
夫が浮気をする原因がもし「性欲」にあるのであれば、何度か夫からお誘いがあり、それを断ってきたという自覚があると思います。そういった場合は、大変でもお誘いのうち数回に1回で構わないので、お相手をするようにしてみましょう。
夜が無理なら休日の朝など、時間帯も工夫してみましょう。また産後は膣や腰などに痛みを感じる女性も多いので、そのことを夫に前もって伝え、いつもよりもソフト&丁寧に扱ってくれるようお願いしてみましょう。
大変な育児や家事を分担して負担を軽減してもらう
育児は本当に大変です。初めての赤ちゃんや双子など、寝る暇はおろか座ってご飯を食べる暇もないこともありますよね。トイレに行くタイミングを逃し続け、便秘になってしまうママもいるほどです。
そんな時は、無理をせずに夫と話し合い、育児や家事を少し分担してもらいましょう。どれほど育児が大変で孤独かを夫が理解すれば、産後の不安定な身体で頑張っている妻に対して「申し訳ない」「愛おしい」という気持ちがわいてくるかもしれません。
また赤ちゃんと過ごす時間が増えることで、父性がどんどん育つきっかけになることもあります。
夫の大好きなメニューを増やしてみる
夫は外の世界で心身ともにボロボロになるまで頑張って働いています。癒しを求めて帰ってきても、妻は「ママ」でしかなく、家もおもちゃやゴミでごちゃごちゃ、ご飯はいつもあり合わせ……ではやはりつらいですよね。
そこで、無理のない範囲で構わないので、晩ご飯や休日のご飯に一品、大好物を増やしてみましょう。作り置きして冷凍し、チンするだけで出せるようにしておくなど、工夫することで負担を減らすことができますよ。
夫婦が恋人に戻れる時間を作るために実家に協力してもらう
妻が「ママ」ではなく、夫の「恋人」に戻れる時間を作り、愛情を再燃させるきっかけを作ってみましょう。そのために、実家を頼ってみるという方法もありますよ。一晩くらいなら預けられるという場合は、近場でいいのでホテルをとってお泊まりをしてみてはいかがでしょうか。
実家は頼れないという場合は、短時間ベビーシッターさんに赤ちゃんのお世話をお願いするという方法もあります。その間にデートをして食事をしたり、日帰り温泉の家族風呂にふたりでゆっくりつかったり、恋人同士に戻って手をつないでお出かけしてみてくださいね。
それでも浮気をやめない・態度がおかしい時には調査開始!
産後の妻が、ここまで頑張って時間や機会を作ることは、本当に大変ですよね。コツは「あなたを今も愛しているの。でも、育児で忙しくてあまりあなたと向き合えなくてごめんなさい。今日はあなたのために頑張って時間を作ったから、恋人同士にもどりたいな」と素直に伝えることです。
妻や赤ちゃんに対して心が揺れれば、夫も態度を改め、浮気を反省するかもしれません。しかし、残念ながらそうではない場合もあります。ここまで努力を重ねても夫が浮気をやめなかったり、態度がおかしかったりする場合は、泣き寝入りせずに調査を開始しましょう。
相手がだれかを突き止める
まずは相手が誰なのかを突き止めます。とてもつらい作業です。毎日夫の携帯電話をこっそりチェックして、メールやLINE、SNSの隅々まで見て浮気の証拠を見つけます。
夫の浮気日記をつけ、帰宅時間や態度の変化・言動の変化を細かく書き留めます。それと同時に携帯電話内の浮気証拠も写メで撮ったり、データを自分の携帯に送ったりしておきます。できれば印刷し、浮気日記に貼り付けておきましょう。
さらにお財布もポイントです。また車のゴミ箱もチェックしましょう。ホテルやレストランなどのレシートがあればそれも日記に貼っておきます。こうして毎日データをとることで、夫の行動パターンがわかってきます。
相手の名前やLINEのID・電話番号・勤め先、最終的に住所も割り出せるかもしれません。夫が待ち合わせをする場所・最後に送っていく場所など、詳しく調べて相手を特定します。
今後のことをよく話し合ってみる
夫には、まだ浮気のことを話してはいけません。浮気のことなど何もわかっていないという顔で夫に接しましょう。
浮気を知っていることを少しでも匂わせれば、夫も相手も警戒し、しっぽを掴ませてくれなくなってしまいます。内心は煮えくり返っていても、将来のことを考えてここはじっと我慢の時です。
そして、何食わぬ顔で今後のことを話し合いましょう。夫は今後どう暮らしていきたいのか、子どもをどう育てたいのか。二人目をいつ作るのかなどもいいですね。二人で老いてゆく将来設計の話をして、ここに幸せがある、ということを夫に自覚させましょう。
離婚は最後の手段!すぐには切り出さない
離婚は最後の手段です。自分からすぐに切り出してはいけません。それ相応の準備を整えなければ、産後のママと赤ちゃんが幸せに暮らすだけのものを相手から引き出すことはできません。
法律も警察も、人の幸せまでは守ってくれないのです。離婚は切り札として、決してこちらからは言いださないようにしましょう。
産後の夫の浮気調査を自分で行う時の手順
産後の夫の浮気調査を、もし女性が自身で行うとしたらどうすれば良いのでしょうか。前項で相手を特定したと仮定して、そこからの本格的な調査の手順をご紹介します。
浮気の現場を押さえるために尾行する
まずは浮気現場を押さえなければなりません。たとえば食事をしているところだけでは浮気とは断定できません。やはりホテルに入っていく、出ていく、もしくは彼女の家に入って二人きりで過ごすと言った、不貞行為の現場をつかむ必要があります。そのためには、夫と彼女の待ち合わせ情報を事前につかみ、尾行をして行先を特定します。
浮気(密会)の現場を撮影する
その後は証拠を残さなければなりません。夫と彼女がホテルを出入りする瞬間や濃厚なキス現場・彼女の部屋にいるところなどを望遠レンズを駆使して撮影します。コンパクトデジタルカメラやスマートフォンのカメラでは撮れない遠方、たとえば向かいのホテルの窓からでも、望遠レンズならしっかり撮影できます。
盗聴器で会話を録音する
夫の通勤バッグなどの底に、わからないようにICレコーダーを仕込み、会話を録音します。夫が「妻とは別れる。君と一緒になる」といった発言があれば完全な証拠となります。レコーダーはある程度の重さと大きさがありますし、長時間録音する必要もあります。高性能のレコーダーを利用すると良いでしょう。
関連記事:浮気調査で盗聴器を使いたい!選ぶ・使う?それともプロに依頼する?
夫にGPSをつける事も検討してみる
夫にGPSをつけることで、夫が今どこにいるのかをすぐに把握できます。スマホにアプリを設定したり、子ども用のGPS携帯をカバンに忍ばせたりなどの方法があります。スマホの場合、夫がこまめにアプリの整理をするような性格だと、ばれてしまう可能性もあります。
でも育児があるから一人で調査をするのは難しい
ちなみに、夫の携帯電話の内容を勝手にチェックすることは、プライバシーの侵害として民法に抵触するおそれがあります。またGPSアプリを勝手にインストールすることも犯罪です。こうしてリスクが大きい上に、産後のママには最大の壁があります。
そう、赤ちゃんの存在です。いくら夫に腹が立っていても、可愛い我が子を放置して尾行や撮影におもむくことはできません。まして赤ちゃんを連れて尾行なんて絶対にできませんよね。つまり、産後のママが1人で夫の不貞の証拠をつかむことは、ほとんど不可能というほど難しいことなのです。
産後の浮気には探偵がおすすめの理由
産後の浮気調査は、探偵に依頼することがおすすめです。産後のママの心身の調子を崩さないこと、赤ちゃん育児に専念できるようにすること、さらに夫に浮気調査を悟られないようにすること、その3つが大切だからです。
具体的に探偵に依頼することのメリットをご紹介します。自分で無理をする前に、プロフェッショナルにお願いしましょう。
夫との面識が無いので顔がばれる心配がない
探偵は普段うかつに顔を外には出しません。依頼をした時点で、夫に顔がばれていない探偵が調査を担当します。そのため、夫と探偵の間には面識がなく、調査をしていても顔がばれる心配がありません。妻が自分で調査をする大きなリスクを回避することができます。
尾行も自然で相手に警戒させる事が無い
探偵は尾行のプロです。尾行にはさまざまなセオリーがあり、決して素人では成功しません。カンのするどい夫でも、プロに尾行されていればまず判らないでしょう。
妻が家で浮気を疑っているそぶりを見せなければ、夫は浮気調査をされているとは思わないでしょう。そうすれば、まず警戒される恐れはありません。
専門的な機材を使うので証拠をつかみやすい
探偵が使用するのは専門的な機材です。一般的なICレコーダーがカバンに入っていたらまず気が付きますし、望遠レンズをつけた一眼レフを首に、赤ちゃんを背中に括り付けた女性が街を歩いていたらとんでもなく目立ちます。
しかし探偵の特殊な機材を使えば、目立つことなく証拠をつかむことができます。
離婚のときに有利にする事ができる
これは本当に最後の手段ですが、万一産後クライシスを止めることができず、関係を修復することができなかった場合、離婚調停を有利に進めることができます。
性格の不一致ではなく、相手の不貞という決定的な不利が相手にあるため、親権もとりやすいですし慰謝料も請求しやすくなります。今後の生活を考えて、慎重に行動したいですね。
産後の浮気のまとめ
産後の浮気は、多くが夫の一時の気の迷いで終わるものです。女性側が少し譲歩することで、夫も家を「癒される場所」と認識し直し、外ではなく家で時間を過ごしたいと感じてくれるようになるはずです。しかし、どうしても夫が相手の女性から離れない場合は、最終手段として離婚も視野に入れなければならなくなります。
その場合、必ず必要となるのが不貞の証拠です。これをそろえることは素人で産後の身体・赤ちゃんのお世話があるママたちにはまず無理です。そこでプロの探偵に依頼し、確実な証拠をつかんでこれからの母子の暮らしを守りましょう。
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