「この人、絶対に浮気している」と感じていても、いざ「ねえ、浮気していない?」と聞くとなると難しいですよね。そこには切ない女ごころや恐怖心など、いろいろなものが絡んでくるからです。そこで、パートナーが自分の元へと戻ってきたくなるような、浮気の問いただし方をご紹介します。
パートナーの浮気がわかっていても聞けない理由
ではなぜ、パートナーの浮気が分かっていても聞くことができないのでしょうか。「浮気」という大事件で混乱してしまい、自分の気持ちがわからなくなってしまっている女性に、まずは冷静に自分自身の気持ちを理解して欲しいと思います。
普通に聞いても口を割らないと思うから
ウソをついている人間に「ウソついているでしょ」と言っても、まず「うん。ウソついているよ」と白状することなんてありませんよね。人は真実を知られたくないから、ウソをつくのです。特に浮気をして、それを隠しているということは、結婚生活を揺るがす非常に大きな「ウソ」です。
夫も、この浮気が発覚したらただでは済まされないことを充分にわかっています。離婚はもはや他人事ではなく、身近なところにもバツイチ、バツニといった経歴を持つ人はいくらでもいます。また経済的に自立している女性も多く、男性側に浮気という不貞行為があれば、慰謝料の請求もあるでしょう。妻にバレたら即「離婚」となる可能性は非常に高いと男性もわかっているのです。
だからこそ、普通に「浮気なんてしていないよね、私のこと裏切ってないよね」と訊かれれば、「もちろんだよ。そんなことするわけないだろう」と答えるに決まっていると、女性の方も充分理解しているのです。
聞いたら逆ギレされそうで聞けない
彼に「浮気しているでしょ!女と手をつないで歩いているところを見たんだから!」と真っ向から証拠を突き付けてみたらどうなるでしょうか。最近の男性は浮気がバレたショックで逆に「ああそうだよ!悪いかよ!」と開き直り、「お前が悪いんだからな!俺のこと全然尊敬してないし、男として見てないだろう!だからお前のせいだ!」などと逆ギレする可能性が高い……そう感じている女性が多いようです。
「窮鼠猫を噛む」という言葉がありますが、人間は追いつめられるとどんな切り返しをしてくるか分かりません。逆ギレされて、大声で怒鳴られ、物を投げたり暴れたりしたら、と考えると、怖くて聞けないものです。普段からDVの兆候がある夫や、キレると大声を出したり家財を壊したりといった乱暴な行為が見られる夫だと、余計に怖いですよね。
大喧嘩になって離婚を切り出されてしまいそうで怖い
相手の浮気を疑っていると知られた時点で、「お前はそんなに俺のこと信用できないのかよ!」と激高した相手と、大喧嘩になってしまう可能性もかなり高いですよね。相手がもし浮気相手と本気になりつつあるのなら、この大喧嘩をきっかけに離婚までもちこもうとするかもしれません。
「わかった。そんなに信用されていないならもう一緒には暮らせない。俺は出ていく」と言って離婚を切り出されてしまったら……こちらにはまだ夫への愛情も浮気に対するモヤモヤもあるのに、すべてを失うことになってしまったらと思うと、怖くてなかなか切り出すことができないものですよね。
パートナーに浮気を確かめる上手な聞き方
それでは、パートナーをキレさせたりとぼけさせたりせず、上手に浮気を確かめることができる聞き方をご紹介します。夫の性格や、あなた自身が今後どうしたいのかを考えて行動していきましょう。
改まって話を持ち掛けるのではなくさり気なく
「ちょっと大切な話があるの。テレビを消して、スマホを切って聞いてくれる?」といった具合に改まって話を持ち掛けると、パートナーも「まさか浮気がバレた?」と身構えるに決まっています。そうなると、理論武装してきたり、逆ギレでこちらを脅してきたりといろいろな手段を使って自分を守ろうと画策します。
そこでさり気なく、通りすがりにでも「ねえ、もしかして浮気してる?」といった感じで、さらりと伝えてみましょう。そこでたたみかけることはせず、さっと一度その場を立ち去ります。その後は一切自分から態度を変えることなく、夫の様子を窺ってみましょう。
夫はおそらくオロオロすることでしょう。思い余って浮気相手に「嫁にバレた」とLINEしてしまうかもしれません。しかも妻の態度が一切変わらなければ、さらに「何を考えているんだ?要求はなんだ?」と大混乱をきたすでしょう。そうなったら、次の段階に進みます。
しかし「まだバレていない。カマをかけられただけだ」と考えて、妻が普通の態度をとっていることをいいことに、何もなかったように接してくる男性もいます。そんな時は少し時間をあけて、もう一度さりげなく「ね、浮気、してるよね。」と伝えてみましょう。そこからが勝負です。
すかさず証拠を見せて知っている事を伝える
さり気なく浮気がバレていることを伝え、夫が混乱したら、次はすかさず証拠を見せます。証拠の集め方はのちほどご紹介しますが、決定的な証拠であれば、夫は認めざるを得ません。そこから、話し合いをスタートさせます。
浮気を認めさせて今後どうするかを話す
まずは浮気を認めさせて、妻に対しどう思っているか、その気持ちを聞いてみましょう。「すまないと思っている」「申し訳ない」という言葉を聞くことができれば、女性の気持ちも少しは落ち着くのではないでしょうか。
さらに、今後どうするのかを話し合います。まずはこちら側が、許すのか許さないのか、つまり離婚しないのかするのかをある程度考えておき、夫側にも「自分を選び、相手と完全に別れるのか、相手を選び、自分と離婚するのか」を選ばせましょう。
どうしたいのかによって対応を考える
お互いがどうしたいのかによって、対応を考えていきましょう。女性側がどうしても許せないと思っていても、夫の態度次第で気持ちが変わってくるかもしれませんよね。逆に何度も繰り返している常習犯なら、もう愛想が尽きるかもしれません。
夫側がどうしても離婚したくないと言ってくるようなら、完全に彼女と別れること、絶対に繰り返さないことを誓わせましょう。口約束が不安な場合は、自分の両親と夫の両親、双方に立ち会ってもらうなど工夫すると良いですね。
パートナーとの話し合いや聞き方で注意すべき点
パートナーとの話し合いや、浮気の事実の聞き方で注意して欲しいポイントがいくつかあります。ピックアップしますので、気を付けましょう。
興奮して相手をののしるなどは決してしてはいけない
女性は感情的になりやすいと言われていますが、これは「プレゼン」と同じと考えましょう。仕事のプレゼンは、冷静が基本ですよね。この場合も同様です。興奮して怒鳴ったり、相手をののしったりすれば、事態はどんどん悪化します。
あくまでも冷静な態度で、静かに話しかける事が重要です。相手が激高して怒鳴ってきても、つられてはいけません。大声をあげれば威嚇できるという思い込みを打ち壊し、夫に「話し合わなければ解決しないわよ。そして私にはあなたの言い分を聞く余裕もあるわ」という事を突き付けましょう。
こちらが感情的になればなるほど、相手も意固地になって話し合いはこじれます。男性は感情が絡んだ面倒な話し合いを非常に嫌います。そこで「私だけがあなたを真に理解できるし、受け止められる女なのよ」という結論を先に与えると、相手も話の矛先がわかって少し警戒心を解きます。相手がどんなに感情的になっても、こちらは冷静でいることが、話し合いの極意と考えましょう。
こちらのプレゼンの目的は、「夫に浮気を後悔させ、自分という男を理解し受け止めてくれるのはこの妻しかいない、浮気は一時の気の迷いと気付かせること」です。つとめて冷静に、夫に「俺を受け止めてくれる唯一無二の妻を傷つけてしまった」と考えさせるよう、巧みに誘導していきましょう。
大声で泣いたり下手に出ない事
プレゼンで泣きわめく人はいません。大声で泣きわめくことは逆効果です。「ほらすぐ泣く。話し合うって言ったって、結局は泣き落としだろ。そういうところが嫌なんだよ」などとつけこむ隙を与えてしまいます。涙が出たときは、静かに拭い、それでも冷静に話し合うという姿勢を見せつけていきましょう。
また「私も悪かったところがあるよね、最近忙しかったし」など、下手に出てはいけません。浮気はどんな事情があったにせよ、不貞行為という夫の落ち度です。万一離婚に発展した場合も、相手の女性から慰謝料を取ることになった場合も、下手に出る対応は決して有利に働きません。
毅然とした態度で半ば他人事のように話す
そうはいってもなかなか冷静になれないという女性が多いと思います。そんなときは、他人事のように、第三者目線で話してみましょう。自分のことだと思えばつらくて悲しくて悔しくて……と負の感情に負けそうになってしまいますが、俯瞰するような態度と気持ちで話すことで、少し冷静になれます。
また毅然とした態度は、男性につけこむ隙を与えません。夫に「自分が完全に悪かった」と反省してもらうためにも、「私は何も悪い事はしていない。夫が浮気をしたのは私のせいではない。」と考え、背筋を伸ばして話し合いに挑みましょう。
パートナーに突きつける証拠の集め方
パートナーに話し合いの前に突きつけるための証拠の集め方をご紹介します。ただし、最後はプロの探偵にお願いすることをおすすめします。
自分で集められる証拠は集める
自分で集められる証拠は集めておきましょう。たとえば夫のスマホがたまたま置きっぱなしになっていたときに、入ってきたLINEの通知画面。女性からのラブラブな内容だったら、夫のスマホに手を触れることなく、自分のスマホで写メを撮っておきます。
また車の中や夫のコートなどから同じような髪質・髪色の女性の髪の毛が出てきたら、気持ちが悪いとは思いますがビニール袋などに入れて保管しておくと良いかもしれません。自分のものではないピアスやイヤリングなどは決定的な証拠です。こちらも保管しておきましょう。
夫が捨てたレシートなども注目です。また「残業で遅くなった」という日を手帳に細かくメモしておき、翌月の給料明細と照合してみましょう。夫が遅く帰るようになったのがいつごろか思い出し、できるだけメモに残しておきましょう。
自分が集められない証拠はプロに集めてもらう
でも、夫を尾行して女性とホテルに入っていく瞬間や、残業や休日出勤と言っていた時に女性と一緒にいる瞬間など、決定打となる証拠は、集めることがかなり難しいものです。そういった証拠については無理をせず、プロの探偵に依頼すると良いでしょう。探偵を依頼する場合は、成功報酬後払いの事務所を選ぶと安心です。
浮気の聞き方のまとめ
浮気の事実を相手に聞くときは、あくまでも冷静に、さりげなく、感情的にならないことが重要です。こちらが感情的になったら、必ず隙をつかれて不利な立場に立たされてしまいます。逆にこちらが冷静さを貫けば、相手に隙を与えません。冷静に相手に考えさせ、「この妻との離婚は不利だ。不倫は一時の気の迷いだ」という答えに誘導していきましょう。
そして自分がどうしたいのかをじっくりと考えて、夫と今後のことを話し合いましょう。浮気の事実を突きつける前に、動かぬ証拠を押さえておくことがポイントです。決定的な証拠が掴みにくい場合は、プロの探偵にお願いしましょう。
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