夫の浮気は妻にとって、心の底から傷つく行為ですよね。でも男性によっては「ごめん、もうしないから」と言いつつ、何度も同じことを繰り返して妻を傷つけ続ける人もいます。妻が耐えられなくなり、離婚に至ることも少なくありません。そもそも、浮気は治るものなのでしょうか。
浮気は治る?病気だから治らないというのは本当なのか?
浮気症という言葉もあるくらいなので、「浮気は病気」という人もいます。「浮気は病気だから治らないよ」と相談相手に言われてしまった、という女性もいるのではないでしょうか。では、浮気は病気だから治らないって、本当なのか検証してみましょう。
浮気をする人は相手にかかわらず浮気をしてしまうもの!
浮気を平気でする人は、結婚相手がだれであっても、浮気相手がどんな女性でも、浮気をする気になったら浮気をしてしまうものです。そこを変えることはかなり難しく、なかなか改善させられないでしょう。
浮気は性格が強く関係しているのでなかなか治らない
浮気は、今更ですが「病気」ではありません。でも、浮気をする人の性格が強く関係しています。性格は生まれてからこれまでの数十年の年月が関わって形成されているので、なかなか変えることは難しいですよね。そのため、まるで不治の病のように治すことが難しいのです。
浮気をする事を悪い事と思わない人も!
実は、男性の中には浮気をする事を「悪い事だ」と思って罪悪感を抱いたり、「妻や相手の女性に対して申し訳ない」と感じたりすることがない、という人もいるのです。浮気をされた女性からすれば信じられない話ですが、実際にそういう男性は存在します。
妻に内緒で浮気をすることは当然と思えますが、相手の女性に「実は既婚者だ」と明かさないまま付き合っている男性もいます。その場合は、妻も、浮気相手も裏切っているわけですが、それでも「悪い事をしている」と感じていない男性もいるようです。ちょっと信じがたい心境ですよね。
浮気は治るものではない!繰り返す人に多い4つの理由
浮気は治るものではない、というのが一般論です。なぜなら、先ほども述べたように男性の性格が非常に大きく関わっているからです。浮気を繰り返す人に多い、4つの理由についてご紹介します。
理由1:一度浮気をすると何度でも繰り返す人が多いから
一度浮気をすると、何度でも繰り返すという人は珍しくありません。つまりは「味をしめる」ということでしょう。浮気は普通の恋愛とは違います。太陽の下を大手を振って歩ける関係ではなく、人目を忍んで会う関係です。
そんなラブソングになりそうな切ないシチュエーション、バレたら自分は終わりかもしれないというドキドキ感、なんとも言えないスリルがないまぜになって、普通の恋愛では味わえない「浮気の味」に夢中になっていると言えます。
理由2:浮気をしてもパートナーに罪悪感を覚えていない
浮気をしてもパートナーに対して罪悪感をおぼえることがない性格の場合、まず治ることはありません。なぜなら悪い事をしているという意識も、パートナーを愚弄しているという意識も全くないからです。
人は悪い事をした時、それをちゃんと自分で意識して罪悪感をおぼえ、「悪い事をしてしまった」と反省することで繰り返さないようになります。しかし悪い事をしている意識すらなければ、反省することも、まして「やめなければ」と決意することもまず無いでしょう。
理由3:一人の女性では満足できない体質である
もともと一人の女性が相手では満足できないという体質の男性もいます。買い物をする時に、必ず「予備」や「ストック」を用意していないとダメ、という人がいますよね。それと同じように、一人の女性では満足できず、常に二股、ひどいとそれ以上の女性と関係していなければ満足できないのです。これもまた性格というか体質なので、改善することは難しいですね。
理由4:パートナーに対する配慮ができない性格である
自己中心的な性格で、相手の立場に立ってものを考えることができない男性は、パートナーに対しても配慮ができません。想像力を少し働かせれば、パートナーが自分にとってどんな存在なのか、どれほど大切かがわかるでしょう。
また傷つけるようなことをすれば、妻の実家の人々や友人たちも黙ってはいないことはわかるはずです。しかし、そういったことに考えが及ばず、パートナーに配慮ができないのです。
浮気は治るもの?実際に治った人の実例は?
浮気は結局治るものなのでしょうか。実際に浮気症、浮気癖があったのに、きっぱりやめた。完全に治ったという人の実例はあるのでしょうか。
実際に浮気が治った実例はあるが多くは無い
実際に浮気が治ったという実例は、あることはあります。しかし、とてもドラマティックな展開や、男性側の悲惨な末路など「そうそう起こらない事態」が生じて、その結果浮気が治ったという例が目立ちます。そのため、「浮気症だったけれど、治ってそれからは妻一筋」という実例は、そう多くはありません。豊臣秀吉なんて、かの織田信長に諭されたにも関わらず、平気で浮気を続けていたのですから。
浮気は治すものではなく防ぐもの?させない4つの工夫
浮気は「治す」ものではなく、防ぐもの、ということでしょうか。そこで浮気をさせないための4つの工夫をご紹介します。
工夫1:浮気の証拠を突き付けて罪悪感を植え付ける
まずは浮気の決定的な証拠を突きつけます。たとえば、相手の女性とホテルから出てきた瞬間の写真や、二人の肉体関係を彷彿とさせるメールの内容などです。こうしたものを目の前に突きつけて、「私はとても傷ついたんだけれど。私を傷つけても平気だから、こういうことをしたの?」と、夫に罪悪感を植え付けてみましょう。
工夫2:なぜ浮気をしたのかをしっかりと聞いてみる
また、泣いたりわめいたりせず、できるだけ感情的にならないように心がけながら、「なぜ浮気をしてしまったのか」を夫から聞き出します。夫にある程度自由に喋らせることで、夫がどんな人間性の人物なのか、客観的に見えてきます。
相手の女性のせいにしたり、逆ギレしたり、大きな声でこちらを脅してきたり、「お前が俺を放っておくから悪いんだ」など妻のせいにするなど、自分のことを棚にあげるような発言しかないようなら、残念ですが「自分のことしか考えていない、他人に対する配慮ができない、大人としての責任感がない」男性だったということでしょう。
工夫3:浮気をした事がどれだけリスクがある事かを植え付ける
今回限りで浮気を許すことができるのであれば、「浮気をしたことがどれだけのリスクを冒しているのか」ということをきちんと説明します。まずは浮気の決定的な証拠をつきつけましょう。
- 不貞行為の証拠があれば妻優位で離婚できること
- 夫からはもちろん、相手の女性からも慰謝料を取れる可能性があること
- 子どもがいれば何年にもわたって養育費を払い続けなければならず、その義務からは逃れられないこと
- もし子どもに愛情があるなら、離婚後は思うように会うことすらできなくなること
こういったリスクを箇条書きにして示し、浮気への恐怖感を植え付けましょう。
工夫4:毎月のお小遣いを減額する事を承知させる
お金と時間に余裕があると、浮気をする隙ができるものです。自分の自由になるお金が少なくなれば、女性と遊ぶ余裕は無くなりますよね。「反省しているならお小遣いを減額したって文句はないよね?」と確認したうえで、減額を了承させましょう。
浮気は治る?のまとめ
浮気を治すことはかなり難しいといえます。特に浮気癖があり、何度も繰り返している男性の場合は、性格が関わっているのでかなり難しいでしょう。
しかし今回だけ、一度だけということなら、浮気を癖や病気にすることなくしっかり反省させ、今後の浮気を防いでいくことは不可能ではありません。いろいろな手段を講じて、浮気を癖にさせないようにしてみましょう。
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