浮気調査とは、夫が浮気や不倫をしているのではないかと考えた妻が、自分でその証拠を集めようとしたり、プロの探偵に調査を依頼したりすることです。しかし調査の素人である妻が、夫の浮気を疑っていることに気づかれたり、時には探偵が失敗してしまったりすることもあります。もし浮気調査を失敗してしまった場合は、どうなるのでしょうか。またプロの探偵をも手こずらせる3つの男性のタイプをご紹介します。
自力での浮気調査が失敗しやすい?3つの理由
妻が自力で浮気調査を行おうとすると、失敗しやすいと言われています。それはどうしてなのでしょうか。その3つの理由をご紹介します。
浮気調査のための道具がないから
浮気調査のための専門的な道具を持っていない、という点がまず挙げられます。例えば、基本的なICレコーダーですら、一般家庭の主婦は持っていないことが多いのではないでしょうか。普段の生活の中では一切必要のないものですよね。
浮気調査には、コンパクトサイズで大容量・長時間録音可能なICレコーダーをはじめ、専門的な道具が必要となります。そういった道具がないと、夫と相手の女性の会話を録音するなどの調査はできません。
浮気調査の経験が無く相手に悟られやすいから
浮気調査をはじめ、人間の身辺調査は難しいものです。相手に気配を気取られてはいけませんし、特殊な技術である尾行などもしなければなりません。しかし素人の妻には、そういった経験は一切ないことがほとんどでしょう。
調査の経験がない人間が人を尾行したり、カバンの中身をあさったりすれば、どうしても気づかれたり痕跡が残ったりします。そうすれば、夫に「妻が浮気を疑っている」ということがバレてしまうでしょう。
浮気調査と家の両立ができないから
浮気調査は時間がかかります。浮気調査をするためには、夜の街へと繰り出したり、ランチタイムに夫の職場の近くまで行ったりしなければならないこともあります。しかし、多くの女性は仕事や家事、育児を抱えています。そのうえ浮気調査まで両立させることは、まず無理といえます。
探偵が浮気調査を失敗した3つの実例
プロの探偵であっても、浮気調査を失敗することはあります。ではどんなケースで失敗してしまうのでしょうか。3つの実例をご紹介します。
1.夫が必要以上に警戒心の強い人だった
夫が必要以上に警戒心の強い人だった場合、浮気調査がバレてしまうことは考えられます。たとえば仕事柄、刑事さんや同業の探偵さんなら、自分も調査をする側ですから、隠しカメラや尾行には気づきやすいでしょう。
それ以外にも、ちょっと物の配置が変わっただけで気が付く、という神経質な男性もいます。また他人の気配や視線などをするどく感じる人もいます。もとから警戒心が強い人は、浮気や不倫をしているという後ろめたさから、普段よりもいっそう警戒して歩くでしょう。
2.妻の普段と違う行動から探偵に気づいた
依頼人の妻は、夫の浮気にショックを受け、探偵というプロに依頼をしてしまったという心労から、夫に対していつも通りの態度をとることができなくなっている可能性があります。いやによそよそしくなったり、逆にあれこれ聞いてしまうこともあるでしょう。
そういったいつもとは違う行動から、夫が「もしかしたら妻が自分の浮気に気づいているかもしれない」と感じ、周囲を警戒したところ探偵の存在に気づくということもあります。
3.対象者が浮気の常習者だったから
また、残念ながら対象者である夫が浮気の常習者だった場合、浮気調査をしてもすぐにばれてしまうことがあります。妻が自分の夫に対して浮気調査を行ったのは初めてであっても、その前に元カノや前妻などがすでに浮気調査をしている可能性があるからです。
もし妻が結婚する前に付き合っている時、夫が妻子ある身で、不倫を続けた挙句に離婚になって結婚した、という場合などは要注意です。妻はドラマティックな展開で結婚したつもりでも、夫にとっては何度もしていた不倫のツケが回ってきた、という状態だったかもしれません。
結婚した後も何度か浮気の気配を感じた場合や、付き合っている時も不倫状態だった、浮気をされたことがあるという場合は、すでに探偵の浮気調査のターゲットになったことがあるかもしれません。そうすれば、証拠を開示された際、どんなところで狙われるのか、どこで見張られているのかなどを知ったはずです。
浮気調査が失敗したらどうすべきなのか
浮気調査がもし失敗してしまった場合、どうすればよいのでしょうか万一失敗してしまった際に、妻がとるべき行動をご紹介します。
これまでの証拠をもとに夫と話し合う
調査がある程度まで進んでいて、すでに証拠が多少上がってきている状態であれば、十分に話し合いに足りるでしょう。そこで、これまで探偵が探ってくれた証拠をもとに、夫と話し合いの場を持ちましょう。
夫側が明らかに浮気をし、不貞行為をしていることが分かったなら、離婚に関する裁判でも十分証拠になります。このまま婚姻関係は続けられない、離婚したいと思っているのであれば、それを含めて今後のことを夫と話し合いましょう。
探偵に浮気調査など依頼していないと言い張る
まだ探偵に依頼した浮気調査がほとんど進んでいない状態で、今後も浮気調査を続けたいという気持ちが強いのであれば、夫に「あなたの気のせいだ。私は探偵に浮気の調査なんて依頼していない」と言い張るという方法もあります。
夫側が浮気調査に関する確固たる証拠をつかんでいないのであれば、条件は夫も妻も同じです。夫も「自分はお前が浮気調査をしていることに気づいている」というカマをかけてきている可能性もあるので、夫が証拠を出してくるまでは「依頼なんてしていない、知らない」と言い張りましょう。
探偵社と話し合いを持つ
そしてすぐにやっておきたいのが、探偵社に連絡を入れることです。夫に浮気調査をしているのではないかと言われたことや、提示された証拠があるならそのことを探偵に伝え、今後どうふるまえばよいのかを相談しましょう。また実際に浮気調査を依頼する前に、失敗したときの対策について話をつけておくことが重要です。
浮気調査の失敗した時のリスクとは?
浮気調査を失敗したときは、どんなリスクが生じるのでしょうか。浮気調査を失敗したときに生じる可能性があるリスクについてまとめてみました。
浮気調査失敗でも費用を請求される事もある
探偵事務所によっては、浮気調査を失敗しても費用が発生する場合があります。浮気調査は一日で終わらないことがほとんどですし、人件費がかかるため安い出費ではありません。失敗したときの費用請求がどうなっているのか、調査を依頼する前に必ず確認しておきたいですね。
浮気調査がバレて夫との関係がより悪化する事も!
浮気調査をしていたことが最終的にばれてしまい、夫がそのことで妻への不信感を募らせて、浮気の証拠がつかめないばかりか、ますます夫との関係が悪化してしまうということも考えられます。
浮気の証拠がつかめなかった場合、浮気調査によって妻が夫の信頼を失うことにつながるでしょう。もし夫がそのことに耐えられないという名目で離婚を要求してきた場合、妻側が浮気の証拠を掴めていなければ、妻の方が不利になってしまいます。裁判を起こされたら大変ですよね。
浮気調査を依頼する時は失敗後の対応の優れた探偵に頼む
浮気調査を依頼する場合は、失敗した後にどうするか、その対応に優れた探偵に依頼することが重要です。失敗したときに依頼人がとりあえずどうふるまえばよいかの説明をきちんとしてくれたり、失敗したときの料金がきちんと明確にされているなど、信頼のおける事務所を選びましょう。
浮気調査の失敗のまとめ
浮気の調査は、必ずしも成功するとは限りません。妻が自分で行えば失敗の確率はかなり高くなりますし、プロに依頼しても夫の性格やスキルによっては失敗することもあり得ます。そのため、プロに依頼する際は信頼できるところをしっかり吟味して選びたいですね。
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