探偵は浮気調査を行う中でできることとできないことが存在しており、これを破るような業者は違法行為に当たる上、場合によっては新たなトラブルになってしまうケースもあります。
ただでさえ、浮気調査は慎重さが求められることだけに探偵にできることとできないことを把握しておくことは悪質な業者への依頼を避ける意味でも重要になるのではないでしょうか?
そこで、今回は「探偵が浮気調査でできること、できないこととは?」をテーマにお送りしますね!
探偵にできること
浮気調査において探偵にできることは次の通りです。
- 聞き込み
- 尾行
- 張り込み
- 証拠現場等の撮影
などですね。
聞き込み
聞き込みに関しては私たちも知りたいことがあれば他の人に聞くことがあるように探偵のような第三者が行っても特に問題はありません。
聞きだす内容に関しても特別制限が設けられているということもありませんから、一般的な調査方法の一つと言えるでしょう!
尾行
尾行も特に問題は無いのですが、尾行に際しての注意事項として「相手にバレないように行う」というのが大前提となり、この点は探偵によって能力に差が出てくる部分でもありますから、万が一、見つかってしまうと調査失敗にも繋がりかねないリスクがあります。
聞き込みと違うのはその点で、見付かるかどうかは探偵次第としか言えず、見方を変えれば探偵の質というのは尾行が上手くできるかどうかにあると言っても過言ではないでしょう!
張り込み
張り込みは事前に場所を決めておき、そこで待ち伏せて行動を確認するというもので、調査対象者の行動パターンがある程度分かっている状態の時に用いられる方法ですね。
裏を返せば、行動パターンがわからなければできない手段とも言えますが、場合によって決定的な証拠を得られる可能性もあるだけに効果は高いと言っていいでしょう!
また、張り込みに関しても特に問題はありません。
証拠現場等の撮影
一般的な撮影等に関しては街でスマホや携帯による撮影がOKであるのと同じで、特に問題行動とはなりません。
調査対象者や証拠現場を撮影する場合も同じですね。
探偵にできないこと
先程、探偵にできることをご紹介しましたが、では、できないこととはどのようなことがあるのかについても触れていくと次のようなことが挙げられますね。
- 不法侵入
- 盗聴
- 車にGPSを設置
などですね。
不法侵入
例え探偵であっても不法侵入は当然、法に触れてしまうので行ってはいけないということになります。
探偵は別に資格を持って動いているわけではないですし、極端な話、警察でも不法侵入はできませんから、これはある意味で当たり前とも言えますね。
注意しておきたいのはオートロックの建物に侵入し、浮気相手の部屋番号を調べるという行為も不法侵入として扱われてしまいますので、たとえ部屋に入らなくとも問題になる行動もあるのは知っておいた方がいいでしょう。
盗聴
盗聴に関してですが、度を越していなければ問題無い話ではあるものの、境界線が曖昧な部分でもあります。
例えば、「浮気相手のところに盗聴器を仕掛ける」といったような行動は相手の許可を貰わずに行うことですから、不法侵入も込みでの話になるためにNGになりますよね。
他にも電話の内容を盗聴するのも違法に当りますので、証拠を掴みやすい行動程、実際には違法に当る場合が多いことは知っておいていただければと思いますよ。
車にGPSを設置
探偵が調査のために調査対象者の車にGPSを取り付けるような行為もNGです!
調査のためとはいえ、その車は探偵の所有物ではありませんから、「プライバシーの侵害」を始めとした複数の罪に問われてしまいますので、例として夫婦のどちらかが取り付けるというのであれば問題はありませんが、第三者である探偵が取り付けるのは違法行為に該当しますね。
以上、「探偵が浮気調査でできることとできないこととは?」でした。
探偵は調査の名目なら大抵の事は許されると思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうではないことはご紹介した通りです。
むしろ、限られた状況の中で行わなくてはならないという意味では非常に難しいことでもあるでしょう。
ですので、調査の上でどんなことをしても証拠を取ってくるというような業者を利用するのは大変リスクが高くなってしまいますから、なるべくならば違法調査は行わないと明言しているようなところを利用するのが無難ですね。
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