浮気が原因で離婚となった場合、お子さんがいる方は親権の問題も出てくるかと思います。
つまりは「どちらが子供の親権を得られるのか?」ということなのですが、この点が気になるという方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は「浮気が原因で離婚したら子供の親権は夫か妻のどちらになる?」というテーマでお送りさせていただきますね!
子供の親権について
まずは子供の親権についてご説明させていただくと原則として重要視されるのは「子供の幸せ」についてであり、生活環境が変わりにくい状況が好ましいと判断されることが多いです。
その為、育児を担当している母親の方が親権を得やすいとされており、父親の場合だと仕事に出ることが多く、一般的には育児に時間を割くことが困難ですから、その関係上、父親が親権を得る可能性は低いと言わざるを得ません。
ただし、母親の生育環境が良くない場合、例を挙げるなら虐待や育児放棄をしている事実があるのであれば、その限りではありませんね。
浮気をしていても親権に関係は無い?
それとこの点にも触れておきたいのですが、現在の司法では離婚の問題と親権に関する問題は別とされていることから、仮に浮気が原因で離婚に繋がったのだとしてもそれが直接親権に影響する確率は低いと言えます。
ただ、前述の通り、浮気に夢中で育児放棄などがある場合には関係してくることもあり得ますし、子供が母親よりも父親と一緒にいることを望むのであれば、子供の意思を尊重する形になり、父親が親権を得られる可能性は高まると言っていいでしょう!
それから、父親が積極的に育児を行っていた場合もポイントとして考慮されますので日頃から育児に参加しておくことによって、母親有利の状態を少しでも自分の側に傾けることは不可能ではないと思いますよ!
結局、夫か妻のどちらが親権を得られる可能性が高いのか?
基本的に妻の側が子供の世話をする場合が多いのを踏まえると妻が有利である事実は動きません。
加えて、これまでの育児にも問題が無いというのなら尚更ですね。
ですが、父親の側も育児に積極的であったり、子供の心を掴むことができていれば望みが無いわけではありませんし、最終的な判断は子供の意思も大きく反映されてくることから、子供が父親と居たいと望んでくれることで状況が好転する可能性は出てきます。
その意味では日頃からの子供に対する接し方が大きな要因として挙げられるのは間違いなく、それは一般的に有利とされている母親でも同じでしょう!
母親有利とされているのも母親の方が子供と接する時間が多いことや育児を担当することが多いことが要因として挙げられますので、裏を返せばこれらの要因を満たしていなければ、母親といえども親権を取れる確率は低くなってきます。
そのため、父親か母親かという考え方よりもどちらの方が子供にとって良い生育環境を提供できるのかが焦点となる話ですから、親云々もそうですが、それだけではなく、子供も含めた総合的な部分が判断されることであるのも覚えておいていただければと思いますよ!
以上、「浮気が原因で離婚したら子供の親権は夫か妻どちらになる?」についてでした。
状況次第でも変わってくる話とは言え、これまでの傾向としてはやはり母親が親権を得る方が多かったのは確かです。
今回のポイントとして押さえておいていただきたいのは、離婚の問題と子供の親権の問題は別件として扱われるということと育児に関わる機会の多い母親の方が親権を得る可能性が高いことですね。
浮気とは別件扱いになることから、仮に妻が浮気していたことに端を発していたとしても親権に影響しないのは夫からすれば納得できない話かもしれませんが、ご紹介したように子供の立場や生育環境を踏まえての話でもありますので、その点についてはある程度、仕方がない部分もあるでしょう。
ですので、父親として親権を得たいというのであれば日頃から子供のために時間を作る等、お子さんへの接し方を心がけることが大切なのではないでしょうか?
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