浮気調査において効果的とされる方法の中に盗聴器を仕掛けるというのがあるのですが、この方法は他人に対して行うと犯罪行為として扱われてしまうため、基本としてはお奨めできません。
しかし、車などの夫婦の共有財産にあたる物に仕掛けるのは違法にはあたらないとされていることから、「自宅であれば仕掛けても問題ないのでは?」と考える方は少なくないのではないでしょうか?
そこで、今回は「浮気調査のために自宅に盗聴器を仕掛ける行為は犯罪か?」というテーマでお送りさせていただきたいと思います!
自宅に盗聴器を仕掛ける行為は犯罪にあたるのか?
浮気調査をするにあたり、間違いなく効果が期待できるという意味で盗聴器が有効なのは確かですが、問題はその行為が犯罪にあたるかどうかにあります。
結論から先に言うと自分で自宅に盗聴器を仕掛けるのであれば違法にはなりません。
ただし、探偵や第三者にそれをさせてしまうと違法行為に該当してしまう可能性がありますから、調査の為だとしても第三者に行わせるのは避けてください!
それから、電話の内容を傍受するようなことをしてしまうと自分が仕掛けたのだとしても罪に問われることになりますので、その点も注意が必要と言えますね。
盗聴器を設置する場所について
自宅に盗聴器を設置する場所についても触れさせていただくと基本としてはパートナーが長い時間を過ごす場所や電話機の側といったところがお奨めですね!
そもそもパートナーがいない部屋に設置しても効果は見込めませんし、電話機の側であれば、会話の内容まではわからなくとも話し方などからどういった相手であるかは推測可能だと思われます。
正直な話、会話内容を傍受できれば一番いいのですが、違法行為にあたる可能性がある以上はお奨めできかねますし、パートナーの側の声しか聴くことができないとしても盗聴器の設置がバレていなければ、密会場所等を始めとした情報を口にする可能性はあるでしょう!
違法に該当しない方法で調査を行うと確実な証拠を得るまでには至らないケースが大半ですが、一定の情報を得ることは十分可能ですから、盗聴によってすべてを明らかにしようと考えるのではなく、あくまでも浮気の有無を確認する程度に留めておいた方が賢明だと思います。
その上で浮気しているのが間違いないようであれば、プロの力を借りるのも含め、確実な証拠集めを行うといった方向で考えていけばいいのではないでしょうか?
自宅以外の場所に設置するのはNG!
自宅に盗聴器を設置するのは違法にはならないと言いましたが、他人の家などに仕掛けるのはどのような理由があっても犯罪行為になってしまいますので、必ず避けてください!
前述の通り、自分やパートナーの共有財産として扱われる車に仕掛けるのは法律上、問題ないのですが、根本的な話として盗聴行為自体は決して褒められるものではありませんし、それが自分とは関わりのない、あるいは関わりが薄い相手に行うと罪に問われるのは当然と言えますよね?
例え、それが浮気相手の自宅であっても許される話ではありませんので、盗聴器を仕掛けるのだとしても自宅や自分たちの車程度に留めておいた方がいいでしょう。
以上、「浮気調査のために自宅に盗聴器を仕掛ける行為は犯罪か?」についてでした。
自宅に仕掛けても罪に問われないと言うと悪いことではないのだと思ってしまいがちですが、行為そのものはどちらかと言えば良くないことに該当しますし、一定のリスクを含んでいることも否定できません!
仮にパートナーに盗聴器の存在がバレてしまうような事態になれば、信頼を無くしてしまい、最悪の場合、浮気の問題解決どころか家庭崩壊の危機にも繋がりかねませんから、罪には問われないとしてもそうしたリスクがあることは理解した上で行うようにしてくださいね!
関連記事:浮気調査で盗聴器を使いたい!選ぶ・使う?それともプロに依頼する?
あなたにピッタリの探偵事務所を2分で無料診断!
直接事務所に出向き徹底的な調査をおこなった上で、良質な探偵社だけが厳選されています。探偵という業種に不安を感じている人は、そんな悩みも含めタントくんで匿名での無料相談も可能なので是非利用してみてください。